テクノロジーカンパニーのぼくたちは、テクノロジーが目的ではなく、単なる手段。道具だってことも知っている。
だからTECH PARKでは、子どもたちにテクノロジーと同様に伝えるべきことがたくさんある。
たくさんある中でも、結構重要なことって言ったら、やっぱりアートだよね。ということになった。アートと言ってもテクニックを教えるのではなく、もっとアートのハートみたいなものを伝えられないか。
そんな結論。
幸い福岡には、個性的なアーティストが大勢いる。なかでも糸島で活動を続けているアーティストのドーバーさん。シカゴで生まれ、ハワイで育ち、日本に魅了されて糸島で活動をしている彼は、子ども向けアート教室を開催している人でもある。
そんな彼に、テックパークの趣旨を伝えたところ、逆に彼なりにすごい可能性を感じてくれて、いよいよついにテックパーク初の本格的アート教室がはじまった。
とは言え、そこはぼくらが望んだ通りのドーバー流。
自由奔放にやらせているようでいて、色や形の面白さに気づかせてくれる教室。
しかもドーバーさんと子どもたちの会話は、全部英語。
みんな楽しそうに第一回目のアートスクールを終えることができた。
テクノロジーを使いこなし、アートのセンスがあり、論理的思考も併せ持つ。
そして、国籍や言語の違いに違和感を感じない。
そんな子どもたちが、テックパークから次々と生まれれば、子どもたちの未来の可能性は抜群に大きくなるし、そんな子どもたちと触れ合っているぼくたちは、きっと大きく成長する何かを得られるはず。そう信じている。
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