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東京的なこと。福岡的なこと。

昨日書いた「東京に縛られるな。福岡移住のすすめ。」が、案外反響が大きい。でも、ちょっとだけ理解してほしいのは、東京的な発想と、福岡的・九州的発想は、根本的に違うってことなんだ。

東京って、ほんとに刺激的な街だ。センスの良い美術館はあるし、新しいコンセプトのお店はあるし、ビジネスはドンドン加速できる。人情にあふれた下町もあれば、ツンツンそっけないけど、本当は笑顔が素敵な極めて人間的な店員がいたりもする。

そんな、ぼくも大好きな街なんだけど、残念ながら色んなことが過剰すぎる傾向がある。

通勤も過剰に混みすぎだし、広告やらヘッドハンターからの電話やらも過剰。ビジネスコンテスト的なものもあふれるほどあるし、投資家とスタートアップ企業とメディアのマッチポンプも過剰だ。

だから休みの日くらいは、海に行きたいし、山に登りたい。でも、海に行ったり、山に登ったりすると、そこにはまた様々な情報にあふれていて、道具をどうしようかとか、テクニックがどうとか。

まぁ、でも思い切って海にあるサーフショップや、カイトショップの門をたたき、ショップオーナーや、集まってくる人たちと海に入ると、全く世界は変わるんだけどね。(あー、そういう場所は、そもそも東京じゃなかった)

そんな生活に日々慣らされていると、生活が仕事に飲み込まれているような感覚になってしまう。でもそんなんじゃ、あまりにも辛くなる。"人生は仕事だ"と割り切りたくもない。恋もしたいだろうし、家族の未来も育みたい。

だからみんな、自分にとってワークとライフの程よいバランスってどんな感じなんだろうとか考えてしまう。考えるというか、もがくというか。バランスするために頑張らないと、バランスしない。そんな気分になったりする。

で、福岡に住むようになって、福岡の人たちは、ワークライフバランスなんて考えていないことに気がついたんだな。



だって、仕事は人生の一部でしかないんだから。ライフの中にワークはあるけど、バランスするものじゃない。もっともっと大切なことはいっぱいあるし。ライフのためにワークは捨ててもいい。そういうことなんだ。

で、そのライフの中に、ワークと同じく、家族や、友達や、大好きな人のこと。住んでいる街のこと。行きつけのお店や、よく行く海や、その風景。お祭りや、かき小屋や、放生会の夜店とか。

そういう愛すべきさまざまなものが、ぎゅーっと濃縮されている。

福岡から東京に来ると、ワークライフバランスを考えながら生きなくちゃと思う気持ちはわかる。でも、それは過剰な様々なことに目を奪われているだけだからだと思う。

同時に、東京から福岡に行くと、やっぱりライフだよな。というのはわかるけど、自分の全能力を全開にして、辛いことから逃げず、権力に迎合せずやってるのか。とも思う。

だから、権威にすがるでもなく、自分の力でさまざまなことを打開することができ、福岡も東京も関係なく生きていける人にとって、福岡っていいところだと思うし、そういう価値観の都市に身を置き、都市の枠を超えて活動するってのは、すごい快適なんだぜ。

ワークはやり直し効くけど、人生は一回きりだからな。

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増資に関わる ぼくたちの覚悟

世の中は、時々おどろくほど大きな転換点が訪れる。過去と無関係な未来なんてないはずだけど、これまでの様々なこととは不連続に思える未来だ。


さきほど日本経済新聞のサイトでニュースが流れたので、お知らせします。
ぼくたちグルーヴノーツは、少し大きめの資金調達に踏み切りました。

グルーヴノーツと名乗り始めてから一貫して取り組んできたのは、最先端のIT技術を、専門知識がない人でも取り組めること。

そしてぼくらの「MAGELLAN BLOCKS

めざしているのは「機械学習の民主化」だ。

そのために、たくさん議論をし、機能を磨き、たくさんのプロジェクトで実践してきた。そして、さまざまな成果から、過去とは不連続だけど、とてつもなく大きな可能性を秘めた未来が見えてきた。同時に、ぼくらがやらなければならないことがハッキリしてきた。

だからこそ、ここはしっかりと前に進み、大きく前進していこう。
曖昧な一歩ではなく、ぼくらがやらなければならないことを、確実に、ためらわずに実行する。

今回の増資は、そういうこと。そして、増資を外部に公表するのは、そうしたぼくたちの覚悟を世間に公開する。そういう意思表示。

日経の記事には次のように紹介されている。

「同社の「マゼランブロックス」は米グーグルの機械学習サービスを使い、数値や文字、画像データを入力するだけで、AIが規則性などを発見して将来を予測できる。プログラミングなど専門知識を不要にした。」

でも、正確に言うなら、

「同社の「マゼランブロックス」はGoogleの機械学習インフラを活用し、グルーヴノーツが独自開発した機械学習サービスを使い、数値や文字、画像データを入力するだけで、AIが規則性などを発見して将来を予測できる。プログラミングなど専門知識を不要にした。」

Googleの圧倒的なパワーを借りながら、ぼくら自身が作り上げた機械学習モデルを使い、ぼくら自身が考え、作り上げたサービス。だから、これまでのやり方では解決できないことがあったら、ぜひ相談してほしい。

専門ベンダーを起用するのではなく、事業会社が自力で考え、自力で作り上げる機械学習サービス。そうしたことが、実現できるのだから。

そして、ベンダーに依存するのではなく、自力で考え、構築することこそ、機械学習が開く未来への扉の鍵なのだから。

福岡本社の、まだまだ小さな会社だけど、社会が望むことに真っ直…

福岡ではじまる新たな動き「OPEN AI LAB」

ぼくたちは、福岡が本社だ。このエネルギーにあふれ、人の可能性を否定しない街は、ぼくたちのあらゆることの原点でもある。


だからこそ、福岡が刺激的に成長していくことは、ぼくたちにとって欠くべからざることなのだ。

テックパークという学童保育をやっていることも、九州経済産業局と一緒に地元製造業のために機械学習を学ぶ場を作ったことも、すべてそういう思いがあったから。

でも、もっと継続的に。地元企業同士が学び、知見を共有しあいながら、機械学習について研鑽を深め、事業を生み出していくことができたら。

実際、地元企業からとても多くの相談を受けるようになって、わずかなアドバイスでめちゃくちゃ画期的なサービスを完成させた人たちもいるし。そして、この土地は、周りと協力しあうことがとても好きな土地だし。

やっぱり機械学習は、理屈よりも実践だ。機械学習の権威が「無理じゃないかな」と言ったことが、やってみたら意外にも成果が出たこともある。

だから、まずは実践すること。迷わず実践してみて、成果が見込まれたら本格的に取り組めばいい。そしてこういうことは、一人で悶々と進めちゃダメだ。仲間と一緒に、あーだこーだ実験したり、成果を共有しあいながら進める。できるなら、会社も違い、業種も違う人たちと一緒に。そうなんだよ。こういうことが得意なのは、やっぱり福岡の人間だよな。そう思ったわけだ。

色々な思いがあって、ふくおかフィナンシャルグループの人たちと意気投合し、ざっくりとしたアイディアながら、高島市長も賛同してくれたし。

そして、いつもいろんな意見を交わしあっているソフトバンクが、「やるよ!」って男らしく笑顔とともに引き受けてくれたし、機械学習で世界を圧倒的にリードしているGoogleも、もちろんやりますよ。といってくれたし。

ということでスタートします。

オープンな場で、機械学習について学び、事業化に向けて実践していく場。
OPEN AI LAB

これはエンジニアの集まりではなく、事業家の集まり、ビジネスマンのためのもの。

そういう人たちが実践できるような、数々の手段や、事例や、ワークショップや。そういうものを通じて、理屈だけじゃなく、成功までの道筋を体感できるような。そんな活動をはじめます。

とびっきりの道具を使って、自分のビジネスに劇的な革新を起こしたい人は、ぜひここに集ってほしい。最高の体験を…

工場の不良品検査を機械学習で実現 BLOCKSに画像分類モデル登場

製造業にとっては、生産している商品が全てだ。


会社の体制も、工場の仕組みも、顧客の信頼を裏切らない商品を生産するために存在する。

工夫に工夫を重ね、素晴らしい精度で商品を生み出しているからこそ、商品のわずかな傷や、不良も見逃せない。

そんな製造業では、最終検品をベテラン社員が目視で行なっているところが非常に多い。


社員は製品を熟知しているし、新しい製品が出てきたとしても、少しレクチャーを受ければすぐにコツをつかむことができる。

でも、人間は疲れるし、体調だって崩すこともある。そして社会全体が人口減少なんだから、人手に頼っているのはコスト的にも、拡張性という点でもリスクだとも言える。

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コンピュータを使って不良品を見つけ出す。

簡単なようでいて、これはなかなか難しい課題だ。

だって製品の仕様はコロコロ変わるわけだし、バリエーションもたくさんあったりする。

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でも、もしも、わずか100枚くらいの画像を見せて、極めて高い精度の判定ができるとしたら。もしも学習が10分ちょっとで終わるとしたら。

そんなに簡単なら、新しい商品が登場するたびに、写真をとって学習させ、すぐに使ってみることができるだろう。

だから。



製造業のみなさん、おまたせしました。

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