2016年4月18日月曜日

震災と人と九州と

熊本・大分で発生した地震は、多くの命を奪っただけでなく、物流の要でもある九州自動車道を分断し、九州新幹線をはじめとする交通機関を麻痺させたままでいる。

物流網の分断。つまり、被災地にモノが届かない。

福岡で暮らしているぼくらは、被害は全く無くいつも通り。とは言え、隣の県の話。知り合いも多く、親近感のある場所でもあり。そして地震慣れしていない土地柄ということもあり、自分も不安だけど、被災した人たちはもっと大変だろうという気持ちが、とてつもなく大きくなっています。

そんな中、福岡市がいち早く支援を表明。天神の廃校になった大名小学校を、支援物資を受け入れる場所にし、校庭をヘリポートにして空輸をはじめました。

当然ながら、大名小学校には大勢の人が押し寄せ、必要と言われている物資をみんなが持ち寄ってきています。

ちゃんと届けてくれるルートがあるならそこに託そうと、ぼくもでかけました。


到着すると、小学校の入口は車の列ができており、歩行者はみんな大きな荷物をかかえ、支援物資が次々集まっていました。集積場となっている体育館では、市の職員やNPOやボランティアの人たちが、受け取り側が困らないように種類別に分けて梱包。荷物を手渡す側もスタッフも、無駄なことは一切せず、とにかく早く届いて欲しい。足早に集まる人達からも、そんな空気が満ち溢れていました。

これは善意とかそういうものをもはや通り越していて、誰だか知らない人であっても、そこに困っている人がいるなら行動しないでどうする。そんな強い決意。九州人の魂のような、そんなものがあふれていました。


集められている物資は、被災地で必要とされるものが公表されていることもあり、こんな感じ。

なんだか、子供、女性、お年寄りが苦しんでいるというのが伝わってきて、いたたまれない。

福岡市内では、ペットボトルの水をはじめ、被災地で必要と言われているものが軒並み売り切れています。みんなが黙々と被災地に送っているのだと思います。

それは、どこかに名前を残したいわけでもなく、目立ちたいとかでもなく、誰かがほめてくれるからでもなく。ただ単に、そうすべきだとひとりひとりが思ったから。


被害があった熊本城。昔からの石垣は崩れなかったとか。

そして、先人が守り伝えてきた湧き水は、水不足に苦しむ被災地の人たちを潤していると聞きます。

同じ時代を生きている人同士だけでなく、時代を超えても支えあっている。なんか、まだまだ整理できない気持ちがグルグルしてます。

0 件のコメント:

コメントを投稿