2015年12月23日水曜日

覚悟を決めて経営判断を。 やるっきゃないわけだし。



仮にソフトウェアを武器にした会社を起業したとする。

大抵の場合、コストの大半は人件費と家賃。しかも固定的に支出されるコスト。

このコストをどうやって回収するかと考えるなら、どこかのソフトウェア開発を手伝ったりコンサルしたりして、毎月お金を受け取る。

こうして収入が支出を上回れば、会社としては継続できる。

でもちょっと考えを変えて、集まった人間でナニゴトかをしでかしてやると考えたら。
まー、そのナニゴトは、人によって様々だろうから、特に規定しないけど。
とにかくナニゴトかをしでかす集団なのだと。そう思うとする。

コストは変わらず人件費と家賃だろうけど、こいつは回収しなくちゃいけないコストというよりも、ナニゴトかをしでかすためのパワー。戦力。

そのナニゴトかをしでかすためには、何らかの仕掛けなり道具が必要なわけで。そしてそれは、人が集まれば安直にできるわけじゃないだろうし。すぐできちゃうなら、すぐ真似されちゃうしね、多分。

それに品質とかデキとかだけじゃなく、社会のニーズとの関わりもあるわけで。しかもニーズはうつろいゆくものなので、時代感も重要。で、その時代感は、メディアやネットで語られているものが正しいとは限らず、やっぱり現場というか、それぞれの潜在的利用者の肌感みたいなものが重要で。だからリリースして検証し、修正してリリースしてというスパイラルを繰り返さなくちゃいけない。

こうしたモロモロのことが機能し始めビジネスとして育っていくためには、さらに仮説と検証が繰り返されていく。つまり時間が必要なのであって。そのためには、資金が必要で。

だからこそ会社として調達する資金と投資というバランスが、経営者にとっては重要な経営判断になるわけだ。

毎月の固定費を収入で賄うことだけを考えているフロー型経営者にとっては、どの仕事を受注して人をどのように割り振っていくかが重要。受注とアサイン。そんな感じ。

でも、集まった仲間で仕掛けなり道具なりを作り上げ、ナニゴトかを成し遂げてビジネスにしていくというストック型経営者にとっては、何に投資していくか、それが最重要な経営判断になる。(まー、そのまえにそのナニゴトが一番重要だろ。というのは当然だけどさ。)

調達した資金は、そのままでは現金という流動資産として計上されているだけだ。使えばなくなるし、現金は現金だけの価値しかない。それを使って、将来的に価値をもたらしてくれる仕掛けなり道具に変えていき、現金という流動資産を、人のチカラ、社員の能力によって、未来に価値をもたらし続ける固定資産に変えていく。そしてこうした活動が投資であって、楽しくも、苦しく、そしてワクワクして、苦しい経営者の仕事。

当たり前だけど、フロー型経営は、簡単に限界に行き当たる。

だからこそ、成長のための備えをして、簡単には限界に行き当たらないようする。そのために、ストック型のアプローチは絶対必要だ。

何度も言うけど、大変だけど、楽しくて、そして大変。でもね、人生は一回きりなんだからさ。

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