2015年12月16日水曜日

福岡に移住して感じたこと コンテンポラリービジネスと都市との関係というか そんな感じのこと


今年ももうすぐ終わりだよね。振り返ってみると、今年もホントによくあっちこっち移動した。毎年のことだけど、今年も年間100回以上飛行機に乗って、あっちにいったりこっちにいったり。

激しく移動していると、だんだん自分がどの都市にいるのかわからなくなってくるし、どの都市にいるのかはあんまり関係ないなと思えてくる。

東京(と言っても東京都じゃなくて、山手線内側のごく限られたエリアだけどね)は、昼間人口が多い分、ホントに色んな人との出会いがあるし、いろいろ雑多なことがあって面白い。この「昼間人口が多い」っていうのが重要で、個人としての生活は、様々な都市として個性あるところに住んでいて、仕事のために集まっている。だから、考えや発想の違う人がいて、そういう人同士が刺激しあい、協力しあって、新たなモノが次々生まれている。ような気がする。

そう、この「仕事のために集まっている」というところがこの街の個性。生活のための街ではなく、仕事のための街なので、生活上のしがらみもないし、近所の目を気にするような遠慮もいらないし。だから、ビジネスはビジネスとして純粋に考えて実行できる。だからスピード感があるし、大きく広がる可能性もある。

ただ、この「ビジネスはビジネスとして」というところだけど、逆説的ではあるけれど、なんとなくここにビジネスとしての限界があるようにも思える。

冷静に考えてみると、「ビジネスはビジネスとして」ということで成功できるビジネス分野ってなんだろう。まぁ、そういう分野もあるのはわかっているんだけど、なんとなく最近のビジネストレンドをみていると、生活者というか、より身近な課題によりそったビジネスの方が、激しく成功しているんじゃないかと思う。

そういう意味では、福岡という都市は、ビジネスと生活者の視点が適度にバランスしていて、社会の課題とかをビジネスの延長で自然に考えるのに適していると思うし、そういう思考の人が極めて多い。これは、現代的なビジネスを考え、作り出していくには最適な特性だと思う。

しかも福岡は、街も人も都会的だし、教養のある人も多いので、仕事の仲間としては最高に付き合いやすい。

でも福岡の人にも、それなりに限界があるように思える。つまりそれは、「ビジネスはビジネスとして」という割り切りがうまくできないところというか、なんかそんなところじゃないかと。(逆に言うと、ビジネスとして割りきらないところが、人間として信頼できるし、魅力でもあるんだけどね。)

それは、職住が近いからこその、近所の目というか、周りを意識しすぎるところとか。だから、仕事のうえではバカみたいなことはしずらくて、なんとなくコンサバなビジネス。手がたくやろうとする人が多い。チャレンジしないベンチャー企業とか。そんな雰囲気。

なので、もっとビジネスをビジネスとして割り切れれば、なんかもっと違うんじゃないかなとか。そう思うんだよな。

だからこそなんだけど、この東京的な特性と、福岡的な特性は、バランスよく両立させることができると、とても良い感じにビジネス的成長を促せるんじゃないかと思うんだよね。

だから、東京の人(東京で仕事をしている人ってことね)は、もっと福岡と接点を持ったら色々開けてくるし、福岡の人は、もっと東京と接点を持ったほうが面白いと思う。お互い全くキャラが違うから面白い。ダイバーシティというか、そんなやつ。

あー、でも支店を出すとか、時々訪問するとか、それじゃ駄目。

なので東京の人は、福岡に移住したらいいし。福岡の人は東京に移住したらいい。

そして2つの都市を、となり町のように行き来しながらビジネスをする。
そうすると、なんかね、「中央」と「地方」とかって幻想だし、都市はフラットなんだな。なんか、やれることはいっぱいあるんだな。と思えてくる。

ホントだから。まー、やってみなよ。

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